全会一致で承認 収支決算と負担金基準額
【平成二十一年度収支決算】
平成二十一年度収支決算の内容(別表一)について、吉原忠男会計責任者が報告を行った。
「収入は、二十一年度負担金、その他の収入、前年度繰越金等で合計十六億八千四百八十九万四千八百六十七円。支出は、経常経費、政治活動費の合計七億三千二百四十万三千三百三十四円で、収入合計から支出合計を引いた九億五千二百四十九万千五百三十三円が剰余金として次年度に繰り越される。本会計に関しては、二月六日に会計監査を終了した。また、二十一年一月一日から十二月三十一日までの収支は、政治資金規正法に基づいて総務省に収支報告書を提出し、受理されている」

これを受けて、小山菊雄会計監督者が、「二十一年度収支決算について、会計監督者である中嶋寛先生、沖田信光先生とともに慎重に監査を行った結果、その収支は適正妥当であり、帳簿記載も的確であることを認めた」と報告した。
執行委員からは、「執行部として、どの政党にどの程度の献金を行ったのかを報告する意思があるか。また、献金に関する意思決定を誰が行っているのかについて伺いたい(愛知)」との質問が寄せられたが、藤川常任執行委員は、「国会議員パーティー券購入等については、委員長以下、担当役員間で協議をして対応を決めている」と説明。
さらに、原中委員長が、「本決算は、前執行部が担当していた二十一年度の収支決算であり、唐澤 人前委員長も執行委員会で少し述べられたことがあるので、その内訳を披露する。政党への献金実績はゼロであるが、それぞれの政党所属国会議員の献金については、自民党一億七千二百四十五万円、公明党二百万円、その他百十三万円、民主党ゼロで、総額一億七千五百五十八万円であった。政党に対する献金について報告する意思があるかとの質問だが、日医連内部では今後もこうした発表を行っていく」と補足説明した。
審議の結果、全会一致で二十一年度収支決算を承認した。
【平成二十三年度負担金基準額】
平成二十三年度負担金基準額について、横倉義武副委員長から、「二十二年度同様、一連盟会員あたり二万円でお願いしたい」との説明があった。
審議の結果、原案どおり承認された。
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