─医療界の統一候補として羽生田たかし氏を支援─
記者の質問に答える、
横倉義武日医連委員長(中央) |
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記者会見は、横倉義武日医連委員長(日医会長)をはじめ、堺常雄日本病院会会長、西澤寛俊全日本病院協会会長、加納繁照日本医療法人協会副会長、長瀬輝諠日本精神科病院協会副会長、武久洋三日本慢性期医療協会会長が出席し、司会は今村聡日医連副委員長(日医副会長)が務めた。
席上、横倉委員長が、「今回の参議院選挙においては、さまざまな報道がなされているところであるが、日医連と各病院団体の政治連盟とが一体となって医療界の代表として羽生田たかし候補を支援することとなった」と発表した。
前回の参議院比例代表選挙に日医連推薦(民主党公認)で立候補し次々点となった、安藤たかお氏が副会長を務める、日本慢性期医療協会の武久会長は、「前回の参院選では、各病院団体が推薦した安藤候補を日医連にも推薦をしていただいた。今回の参議院選挙においては、日医連が一月に、羽生田氏の推薦を決定したことを受けて、医師の候補者二人が立候補するという事態を避けたいと考え、安藤氏と話し合いを行った。その結果、安藤氏に今回は立候補を延期するという英断をしていただいた。
日慢協も二月の常任理事会で、羽生田氏の推薦を全会一致で決議した(要旨)」と述べ、候補者一本化の経緯を説明するとともに、羽生田氏への全面的な支援を表明した。
また、それぞれの病院団体の代表者からも「日医のもとで、病院団体が団結し、今回の参院選では日医連と病院団体が一致結束して行動していきたい。羽生田候補の推薦を決議した(要旨)」との発言が相次いだ。
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