清水こういちろう先生(日医連支援)
(最近の活動)
五月十一日、京都府舞鶴市をお伺いし斎藤市長に面会、その後荒木舞鶴医師会長から地域医療の現状をお伺いいたしました。先生方のお話を伺えば伺うほど、一日でも早く国政へ復帰して地域医療の崩壊を一刻も早く食い止めなくてはいけないと、思いを新たにしております。
五月十二日には、「清水こういちろうと語る会」を開催し、私の政策と決意を述べさせていただきました。近畿だけではなく、全国の医療関係者等を中心に訪問させていただき、医療制度の現状と課題についてお話をさせていただいております。
(医療制度の現状と課題)
「私は、京都府医師会の代議員を長らく務め、医師会の先生方のご指導を賜り、衆議院当選以来、厚生労働委員会で活動して参りました。
その間、医療費抑制策に異を唱え、医療崩壊を指摘し改善を求め、社会保障国民会議の創設を実現し、社会保障費二千二百億円削減を事実上撤回させました。
また介護療養病床廃止に反対し、社会医療法人を創設し法人税等の免除を勝ち取りました。不妊治療の助成金や出産一時金の増額、子宮頚癌ワクチン認可、臓器移植法の改正等多くの医療政策を実現させて参りましたが、昨年の総選挙で議席を失いました。
現政権の診療報酬改定を見ますと、医療の現状を理解していると言いがたく、徒に病院対診療所の対立構造をつくり出しているように思えます。
確かに勤務医は過酷な労働条件に疲弊し、病院経営は厳しさを増す一方、診療所も外来、往診、市民健診、学会活動等多忙を極め、労働環境は過酷なものです。
この環境の改善には、医療費全体の底上げが緊急の課題で、早急にGDP比一〇%を実現し、団塊の世代が七十歳を迎える六年後には、GDP比十二%の医療費を確保しなければなりません。
活発な経済活動の一方、しっかりしたセーフティネットが整備されている北欧型の福祉国家を目指して活動を続けて参りますので、日本医師連盟の先生方のさらなるご指導ご支援をよろしくお願い申し上げます。」
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